断熱性・気密性・防湿性・換気計画を考え設計します
ななの木設計株式会社では自社にて全棟断熱性・気密性・防湿性・換気計画を考え設計を行っています。断熱設計においてはUA値が平均して0.25前後となっております。また夏期の日射遮熱、冬期の日射取得を考慮した設計としています。気密性においてはC値が0.5以下保証としていて、実際には0.3以下での引渡しがほとんどです。もちろん現場での実測測定を必須としています。防湿性においては内部結露が起こさないように一物件ごとに結露計算を厳しい条件にて検討計画しています。換気計画においては気密性が高いことから計画通りの換気が可能となります。標準仕様では3種ダクト式を採用し、完成時において換気量測定をしています。
標準仕様のご紹介
ななの木設計株式会社ではあらゆる面から考えに考え標準的な仕様を決めています。
ホームページ上では断熱材の構成や工法、考え方などは事細かに掲載することはできませんが
ご了承願います。
標準仕様 HEAT20 G2-G3基準レベルタイプ
主要部位
外気に接する壁 | フェノールフォーム+高性能グラスウール+防湿シート別張り |
外気に接する天井 | 高性能グラスウール+防湿シート別張り |
外気に接する床 | フェノールフォーム+XPS |
サッシ枠 | 樹脂サッシ |
ガラス | Low-E3層ガラス ガス入 |
※その他の部位、商品名、厚み、空気層、施工方法はお問合せいただければご説明致しますのでお気軽にご相談ください
細かに説明ができない分、仕様が一緒になってしまいますが、実際は構成が異なります。
また小屋裏空間利用によって断熱材の入る場所や仕様が変わってきたりもしますのでそれに伴い
UA値やC値などにも多少変化がでます。
今後の日本における住宅断熱性能の見通し
海外の先進国と比べた時に日本の住宅は断熱性能に関して言えばかなり遅れをとっているといっても過言ではありません。
HEAT20G2グレードよりも水準の高いドイツのパッシブ住宅を目指したG3グレードなどもでてきております。
今後は日本でも住宅の断熱性能の強化は年々進んでいくものと思います。